KAZ矯正歯科ブログ

東京都千代田区神保町のKAZ矯正歯科、院長 高橋和明です。

9月20日、21日に日本矯正歯科学会に出席の為、大阪まで行って来ました。

学会への出席は、スタッフの研修も兼ね、毎回全員参加で行っています。

この学会は矯正の学会の中では国内最大規模で、全国の矯正医や
一般歯科の先生も参加され、毎回大盛況です。
新しい情報や材料等を少しでも多く取り入れようと、毎回参加しています。

ここ最近の流れは、デイモンシステムに代表されるローフォース（弱い力）、
ローフリクション（低摩擦）のシステムについての様々な装置や材料を
各メーカーがこぞって出してきている印象を受けました。

歯は本来、非常に弱い力でも持続的に加わり続ければ動くものですが、
従来の装置では、そのような力を与えることが難しく、どうしても強い力を
加えざるを得ませんでした。
それが、ブラケットやワイヤー等の進歩により可能になってきました。
この事により、治療中の痛みの軽減、治療期間の短縮等の様々なメリットがあります。
矯正治療がもっと快適で手軽にみんなが出来る治療になればなあと思う学会でした。