デンタルフロス
こんにちは🐞
普段から、毎日デンタルフロスを使用している方は少ないと思います😥
これは患者さまに限ったことではなく、その効果を充分にわかっている歯科衛生士である私たちでも同じなんです💦
歯ブラシだけでのブラッシングでは50~70%程度のプラーク(歯垢)除去率が、デンタルフロスを使うことで90%以上に高めることができると言われています👏🏻
虫歯の90%が歯と歯の間から発生します😈
歯と歯の間は、歯ブラシでは磨きにくいのです。デンタルフロスの習慣がない人はいつも歯と歯の間だけ汚れが残ってしまうので虫歯が進行していきます。
デンタルフロスを使ってプラークを除去することで、歯を清潔に保ち虫歯、歯周病予防をしましょう‼️
デンタルフロスとは💡
歯と歯の間のプラークを除去しやすいように、ナイロンやポリエステルの繊維を
よりあわされて作られている糸です。
歯と歯の間に入れて、歯に擦るようにして使用します。
デンタルフロスもいくつかの種類があります。
ご自身の歯並びや用途に合ったものを選んでみて下さい😃
⭐️糸巻き型フロス
◎ノンワックスタイプ
【ポイント】1.清掃効率が高い 2.歯磨剤が届きやすい
・ワックスで固められていないので、繊維が歯面に薄く広がって汚れを絡めとります。
摩擦抵抗が高い為、歯の間には挿入しづらいですが、プラーク除去が高いです。
・歯と歯の間にフッ化配合歯磨剤を塗布する際には、ワックスタイプでは
歯磨剤が繊維に絡みにくいのでノンワックスタイプにすると良いです。
◎ワックスタイプ
【ポイント】1.ほつれにくい 2.歯と歯の間に通しやすい
・繊維がワックスでコーティングされているので摩擦抵抗が低下して
歯と歯の間に通しやすくなるので、歯のデコボコがある方はワックスタイプを選ぶと
良いと思います。
ワックスには、フロスがほつれるのを防ぐ働きもありますが、プラークを
絡めとる効果はノンワックスタイプに比べると低下します。
◎テープタイプ
【ポイント】通常のフロスよりも清掃効率が高い
・薄いテープ状で歯面に接する面積が広くなる為、通常のフロスよりも
清掃効率が高くなります。接する面積が広くなると、摩擦が強くなる為、
歯と歯の間に隙間がある方におすすめです。
◎エクスパンドタイプ(スポンジ状のフロスです。)
【ポイント】スポンジ状なのであたりがやわらかい
・唾液の水分を吸収してスポンジ状に広がるフロスです。
強く引っ張ると細くなり、プラークの除去効果が低下するので、
あまり強く引っ張らないように使用すると良いです。
ソフトな感触なので、フロスを使用する時に痛みを感じる方におすすめです。
◎3in1フロス
【ポイント】多少のデコボコがある面も清掃しやすい
・細く固められたフロス通しと、スポンジ状で太さのある繊維と、通常のフロスの
3種類が1本になったタイプです。細い部分の歯と歯の間に入れ、太い部分で歯面を清掃します。
ブリッジや連結のようなつながった被せ物も連結部を清掃する場合に適しています。
⭐️ホルダー型フロス(糸ようじ)
指先をうまく動かすのが苦手な方や、糸巻き型フロスの使用が難しい方におすすめです。
・F字型→前歯部やお子様の仕上げ磨き等に使用
・Y字型→臼歯部の歯と歯の間に通しやすいフロスです。
・マルチアングル型→F字型とY字型が1本になってヘッドの角度が変えられるタイプです。
・その他 フッ素付きフロスがあります。
フロスを挿入する時、歯肉を傷つけてしまうと、歯肉退縮の原因の一つになる場合がありますので
注意が必要です☝🏻
デンタルフロスを使うのが習慣になると虫歯になる確率を大幅に下げることができます👍🏻
ぜひ、継続してデンタルフロスを使ってみて下さい‼️
千代田区神保町 KAZ矯正歯科
担当:衛生士
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