反対咬合の治療法について
こんにちは。千代田区神保町 KAZ矯正歯科 院長 高橋和明です。
反対咬合の治療には、ご年齢(歯の生え変わりの状態)や原因、重症度等によって様々な治療法があります‼️
🔷6才~9才位(前歯が永久歯に交換していて、乳歯が残っている段階)
1)主に歯の位置に問題があり、軽度な場合
→前歯だけに固定式の矯正装置を使用する
→取り外しの出来る装置で治療を行う
2)骨格に問題があり重度な場合
→上顎の骨が奥に引っ込んでいる事が原因である事が多い為、
上顎の骨を前方へ牽引する上顎骨前方牽引装置を使用する
🔷12才以降(全て永久歯に交換している場合)
1)主に前歯の位置に問題があり奥歯のかみ合わせのズレが無いか少ない場合
→通常の矯正装置を用い、抜歯をせずに治療を行える事が多い。
また、取り外しのできる装置で対応できる事もある
2)骨格にも問題があるが重度ではなく、また外科矯正までは望まない場合
→通常の矯正装置を用い、抜歯もしくは矯正用のインプラントで用いて治療を行う事がほとんど
3)重度の骨格的な問題があり、通常の矯正装置だけでは十分な治療が行えない場合
→顎の骨を切る外科手術を併用した矯正治療になる事がある
以上、簡単にまとめましたが、実際の患者様はこれほど明確に分けられるものではなく、
また装置も多種多様なものがあります。
その時の患者様の状態やご希望もふまえ、よりよいプランをご提示したいと思います💁🏻
反対咬合の治療は気づいたり、気になった時にとりあえず矯正歯科で相談される事をおすすめします。
成長期においてはお顔の形にまで影響を及ぼす事が多い為、あとからでは十分な
リカバリーができない事もあります😰
お早めに受診されて下さい🙇🏻
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