歯の動揺の様々な理由
こんにちは⛄️
歯がグラグラ揺れるという症状は、乳歯から永久歯に生え替わる時に、誰もが経験します。
しかし、大人になって歯がグラグラ揺れるということは、あまり良い兆候とはいえません😔
何かが起こっている合図だと思ってください☝🏻
健康な歯でも多少の動揺はします。
これを歯の生理的動揺と言います。
歯と骨の間に歯根膜と呼ばれる組織があり、クッションの役わりをしてくれます。
健康な場合は、0.2mm以下の動揺です。
これ以上に動揺する場合は、歯科医院に行く事をおすすめします。
🔶歯がグラグラする原因
🔻歯周病により、歯を支える骨がなくなってきた。
🔻さし歯が外れている。
歯の根とさし歯をつけている接着剤が取れて、さし歯の部分が
外れかかっている可能性があります。
🔻歯の根が割れてグラグラする。
痛みが伴う場合が多いです。
🔻噛み合わせた時、通常より強い力がかかった場合(※)、歯を支えている周囲の組織に
ダメージが与えられ、歯が揺れる場合があります。
※通常より力が加わる場合とは…
・特定の歯が他の歯より先にあたる
・歯ぎしり、食いしばりをしてしまう
・入れ歯の金具がかかっている歯やブリッジなどで失った歯を支えている歯など
・舌や唇で歯を強く押してしまう癖がある場合 等があげられます。
🔻根の先に病巣ができ、膿がたまり、感染などにより急性炎症を起こし、
歯が浮いたような感じになったり動揺をしたりする場合があります。
🔻外傷
歯をぶつけたり、外から強い力が加わった場合など歯が動揺することがあります。
🔻乳歯が大人になっても残っている場合
先天的に永久歯がなく、乳歯が残っている場合、乳歯の根がゆっくりなくなって
大人になってから歯が動揺したり抜けたりする場合があります。
歯の動揺といっても様々な原因があります。
見た目ではわからないので、自己判断をすると歯の痛みが強くなったり腫れたりする場合が
あるので、早めに歯科医院で診てもらって下さい。
また、歯の動揺が感じられる場合、舌で押したり指で動かさないようにして下さい🙅🏻
歯の動揺が大きくなったり炎症が広がったりする可能性があるので注意が必要です。
千代田区神保町 KAZ矯正歯科
担当:衛生士
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